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バイオブロックの特徴

※保険外診療です

バイオブロックとは

バイオブロックとは、お子さまの成長する力を利用した矯正治療です。歯だけを動かしてきれいに並べるのではなく、あごや顔全体の適切な成長を促すことが特徴。将来的な歯並びが悪くならないように「予防」する矯正治療ともいえます。

お子さまの歯並びが悪くなる原因の一つに、無意識でやってしまっているお口周りの悪い癖があります。バイオブロックでは、食べ物の噛み方や舌の動かし方の癖、頬杖、口呼吸といった悪い癖を改善して、歯並びが悪くなる原因を取り除くトレーニングをいたします。そのため、せっかくきれいになった歯並びが元に戻ってしまう「後戻り」が起きづらいというメリットもあります。

治療に適した時期

歯列矯正が基本的に歯だけを動かすのに対し、バイオブロックは「顔面骨格と姿勢を整え、正しい呼吸法を習得する」ことが治療の核になっています。美しい顔立ちを手に入れることをゴールと考えた場合、治療に適した年齢は6歳~7歳、遅くとも8歳までと限られているため、なるべく早めにご相談いただければと思います。

バイオブロックは半世紀前から行われてきた歴史ある治療法です。当院での治療実績も豊富にあり、これまで多くのお子さまの歯並びとお口の健康を改善してまいりました。どうぞお任せください。

痛みの少ない、目立たない矯正

お子さまの矯正を検討される際、痛みがあると矯正治療を続けられないのではないか、矯正装置が目立つと友達に冷やかされたりイジメの対象になったりするのではないか…。そんなご心配をされる親御さまも多いでしょう。また、歯並びをきれいにするために歯を抜くことに抵抗を感じる方も多いことと思います。

バイオブロック矯正なら、こうした問題をほとんど解決できます。

痛みの少ない治療

バイオブロック矯正は歯に力をかけて無理に動かすのではなく、お子さまの成長の力を利用し自然に歯並びを整えるため、痛みの少ない治療ができるのがメリット。多少の違和感を感じることもありますが、1~2週間で慣れることがほとんどです。あごや顔の骨格の適切な成長を促して永久歯が並ぶスペースをつくるため、歯を抜く必要もほとんどありません。

目立たない装置で、治療中と気づかれにくい

バイオブロックで使用する矯正装置は、歯の裏側に付ける装置なので目立ちません。外から装置が見えにくく口元の見た目はほとんど変わらないため、イジメやからかいの対象にもなりにくいでしょう。

また、取り外し可能な装置ですので、歯磨きの際には外していただけます。矯正装置のせいで歯磨きが難しく虫歯になってしまう、という心配もありません。痛みや歯を抜くといった負担をお子さまにかけたくない矯正治療をご希望なら、当院へお任せください。

正しい呼吸と全身の関わり

バイオブロックによる治療は、間違った呼吸法を改善し「正しい呼吸の方法を身につける」ことが本来の目的です。

お口や全身に影響を及ぼす悪い癖は、呼吸の方法の問題が原因となっていることがほとんど。たとえば、口呼吸を鼻呼吸に変えることで、慢性的な鼻の病気を改善させられる可能性があります。

また、正しい呼吸の方法によって、人間に必要不可欠な酸素をたっぷり取り込めることが期待できます。酸素が脳や身体に十分に行き渡ることで、運動機能が高まったり頭の回転が良くなったりするなど、お子さまの成長にとって嬉しいメリットが多くあるのです。

寝ている時も呼吸は大事

睡眠時の呼吸障害を治療しないでいると、成長ホルモンの分泌が低下してしまい、お子さまの発達に障害が出るといった深刻な問題が生じる可能性があります。「正しい呼吸の方法」を身につけることは、お子さまの将来の健康にも大きな影響を及ぼすのです。

歯並びを整えるだけでなく「正しい呼吸の方法を習得」することを目指すバイオブロックは、お子さまの将来を明るいものにできる治療だと私たちは考えています。

歯科治療で最も大切なことは、「良い咬み合わせ(良い歯並び)」を作ることですが、「良い咬み合わせ」よりも尊い「人間の命」を支える「質の高い呼吸」の方がもっと大切であると当院では考えています。

バイオブロック治療により、お子さまの成長の力を利用して頭や顔、あご、お口を正しく成長させて咽頭部(空気の通り道)を広くできると、歯並びよりももっと大切な「正しい呼吸の方法」を習得できます。また、お顔の成長を適切に導くことで、より自然で張りのある、美しい顔立ちを獲得できるでしょう。

このようにバイオブロックは歯並びだけではなく、患者さまのQOL(Quality Of Life)の向上を目指すことにもつながるのです。

床矯正治療とバイオブロック治療の違い

歯並びを適切に治療するためには、歯並びが悪くなってしまった原因を知るのが第一です。ガタガタの歯並びや受け口、上下の歯がしっかり咬み合わず隙間ができる状態など、理想的ではない歯並びになってしまう大元の原因は、上あごの骨が上手く成長せず小さくなってしまうためだと言われています。

この歯並びが悪くなる最大の原因に直接アプローチして問題を解決しようとするのが、エース歯科で行っている「バイオブロック」です。バイオブロックは歪んで成長してしまった上あごの骨の位置を立体的に押し上げることにより、正しい成長へ導きます。

一方、床矯正は、歯を並べるスペースが足りない場合に、拡大装置を用いて平面的にあごの骨を広げようとする治療です。見た目は歯が並んだように見えますが、骨を立体的に動かせるものではないので、上あごの骨を正しい位置へ戻していくことはできません。

バイオブロックにおいては「悪い歯並び=あごの骨が小さいということではない」と考えて治療していることが、床矯正治療との大きな違いでしょう。悪い歯並びの原因は、上あごの骨の不適正な成長にあるのです。

当院では、ただ歯並びを治すだけでなく、なぜ歯並びが悪くなってしまったのか、原因を追究し改善させることが、お子さまの健やかな成長につながると考えています。

バイオブロックの治療の流れ

バイオブロックは以下のような流れで治療を進めていきます。

上あごの治療開始

「バイオブロック ステージ1」という装置を使用し、上あごの成長を正しい位置へ導いていきます。上あごに舌がすっぽりと収まるスペースができていることが、この治療を成功に導く条件です。

下あごの治療開始

上あごの成長を正しく誘導した後、下あごの治療を開始します。こちらも「バイオブロック ステージ1」という装置を使用し、あごの骨の歪みをとっていきます。

お顔全体のバランスを整える

最後に「バイオブロック ステージ3」という装置を使用し、お顔全体のバランスを整えていきます。

健康的で美しい顔立ちの条件は3つあります。

  • 意識していないときも自然と唇が閉じていること
  • 舌が軽く上あごに触れていること
  • 上下の歯が軽く接していること

これらの条件を満たすことが最終ゴールです。

治療することにより改善する症状

バイオブロックによる治療は、間違った呼吸法を改善し「正しい呼吸の方法を身につける」ことが本来の目的です。正しい呼吸法を身に着けることで改善する症状として以下のようなものが挙げられます。

治療可能な歯並び
  • 叢生(でこぼこの歯並び)
  • 上顎前突(出っ歯)
  • 反対咬合(受け口)
  • 開咬(奥歯で咬み合わせたときに上下の前歯が咬み合わず隙間が開いてしまう)
  • ガミースマイル(笑うと上の歯ぐきが目立ってしまう)
治療で改善する可能性がある症状
  • アレルギー性鼻炎
  • 子どものいびき
  • アトピー症状
  • いつも落ち着きがない状態
  • 風邪をひきやすい

上記のことに悩んでいる方やお子さまの歯並びや成長に不安がある方は、お気軽にご相談ください。

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お子さまの将来まで考えた矯正治療が当院の特徴。親御さまと一緒にお子さまのお口の健康をサポートしていきます。

当院で行っている、痛みや歯を抜くといった負担の少ないバイオブロック矯正について詳しくご説明します。

丁寧なカウンセリングと精密な検査を行い、お口の環境を改善するための細やかなサポートを心がけています。

お子さまと親御さまが安心して治療を受けていただけるよう、落ち着いた雰囲気と充実した設備を整えております。

治療に際してのよくある疑問やご不安な点にお答えいたします。ほかにも気になることがあれば、お気軽にお問い合せください。